ジロカストラの街は、マリ・イ・ジェラ(広い山の意味)の東山麓に広がっています。
建築的価値の重要性により、「千の窓の街」ベラットとともに、2005年にユネスコ世界遺産に登録されました。こちらは「石と坂の街」とよばれています。
傾斜地に築かれた旧市街はオスマン帝国時代の町並みが多く残されています。石畳の坂道を歩き、山麓の清々しい空気をすうと、どこか別世界にいるような体験ができる、そんな街です。名前も素敵ですね。
ロケーション
アルバニアの世界遺産は3つ、文化遺産が2つ、自然遺産が1つで、ここ「ベラトとジオカストラの歴史地区」について、ユネスコのサイトより引用いたします。ダイジェスト部分のみ日本語の表記がありました。
ベラットとギロカストラの歴史地区
ベラットとギロカストラの歴史地区
ギロカストラは、アルバニア南部のドリノス川流域の渓谷にある、大農場主によって造られた要塞都市。13世紀の城館が市の中心をなし、17世紀に確立したバルカンに特徴的な塔状家屋(ワーレ)も多く見られる。19世紀の初期から残るより精巧な城館は、高い土台のうえに立ち、1階は寒冷期用、2階は温暖期用に造られ、客間には、花模様の飾りなどのおびただしい装飾が施されている。このほか、市内には18世紀のモスクと2つの教会が残されており、堅牢な要塞都市に宗教的な彩を添えている。紀元前4世紀に起源をもつベラットには、13世紀のビザンチン様式の教会や城塞、15世紀以降に建てられたモスクを中心に、オスマン帝国時代の町並みが残る。1851年の大地震で倒壊した跡に建て替えられた家屋は下層階を元の石造りのままで上層階に木材を使った様式で独特な造り。
Description is available under license CC-BY-SA IGO 3.0
国立公園から71km、で1時間30分
サランダから55.4km、で1時間10分
ティラナから233km、で3時間10分
所要時間はGoogleMapより
ここでできること
- すばらしい景観を楽しむ
- オスマン帝国時代の建物を鑑賞しながら、石の町を散歩
- ジロカストロ城と城内の軍事博物館の観光
- 山麓の清々しい空気を胸いっぱいに~